こんにちは!河口将太です
先日、こんなニュースを見ました
秋田で梅毒感染者急増 昨年の2倍以上 夫婦、恋人間で拡大懸念
なんと、秋田で梅毒が急増しているという事なのです
関連記事も添付します
秋田で梅毒感染者急増「予防と早期検査を」 県医師会、さらなる拡大危惧
そして、海外でも
目次
梅毒とは
梅毒トレポネーマという細菌を原因とし、
主に性行為による粘膜接触などを介し感染します
感染後3週間前後の潜伏期間を経て
性器などに痛みを伴わないしこりができ、
3カ月~3年ほどで血液を介して細菌が運ばれ、
手のひらや足の裏など全身に発疹ができます
無症状期間も長く、その間に感染を拡大させるリスクがあります
悪化すると大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう)や
脊髄(せきずい)に異常が生じる可能性や
進行麻痺などの症状も現れることもあり
最終的に命に関わるケースもあります
梅毒が大流行中!?
国立感染症研究所によると、
全国の梅毒感染者は11年から増加傾向となり、
19年は年間6577人(暫定値)の報告があったそうです
現在の形で統計を取り始めた1999年以降で
最少だった03年の509人の約13倍まで拡大したとのことです
秋田県で特に梅毒が大流行中!?
特に秋田の感染状況は深刻な状況のようで、
2006〜07年は1人だったが、
2020年は年間80人以上となるペースで報告されているそうです
2020年第2四半期(4~6月)の
人口100万人当たりの秋田県内感染者数は16・6人で、
東京都、香川県、大阪府と並び、全国で4番目に多いそうです
東日本に限ると東京都(28・8人)に次ぐ数字で、
東北では突出し、
また2019年同期の感染者数と
比べると約4・3倍に急増しており、
3倍以上になっているのは全国で
秋田だけだということだそうです
秋田県内では10月11日現在、
性別、年齢別では40代男性と50代男性が
それぞれ13人と最も感染者が多く、
全体の4割を占めるそうです
医療関係者の見解は
医療関係者からは、
秋田県内では性風俗産業の従事者・利用者の周辺で
感染が広がっている傾向が指摘される一方、
今後は夫婦間や恋人間などでの
感染の広がりを懸念する声も出ているとのことです
研究所によると、
全国で最も感染者が多いのは20代女性で、
より感染リスクが高いとされる
性風俗産業の従事・利用歴がない人にも広がっているそうです
感染者はここ数年で全国的に増加しており、
国立感染症研究所の統計によれば
2019年は全国で6577人と5年前の約4倍に増えたそうです
近年の梅毒感染者が国内で急増している理由として考えられること
秋田県のみならず、全国でも
インバウンド促進を背景として
外国人観光客の感染者が
国内の性風俗店を利用し広がった可能性や、
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)による
出会いの広がりの影響を指摘する声があるそうです
出稼ぎ嬢が感染を広げている可能性も
東京の風俗嬢による“地方出稼ぎ”問題も懸念されているそうです
春以降、
新型コロナウイルスで東京での仕事が減った風俗嬢が
地方の歓楽街に流れ込んでいる現状があります
梅毒はその特性から
風俗嬢にリスクが高いのは事実ですが、
利用客から恋人や配偶者に広がるなど
今は様々な感染経路が考えられます
秋田の特有の土地柄と稼ぎたい風俗嬢のマッチングが起こした悲劇なのか
実は東北の中でも、
秋田は比較的性風俗店が少ないエリアだそうです
ただ、それは店舗を構えていない、というだけの話で、
パパ活などを隠れ蓑にした
“援デリ”などの業態が多いことで知られているそうです
そして、この手の闇業者は、
通常の性風俗店業者に比べて衛生管理は結構ずさんなのだそうです
それなのに、NN、NSといった
過激サービスが当たり前の世界なので、
当然性感染症のリスクは高くなる、
というのが考えられる理由だそうです
首都圏の『転々虫』が持ち込んだという説も
夜の世界や風俗業界でも
店をコロコロと変える女性を、転々虫 と呼びますよね
誤解があるといけないので
転々虫が悪い、と言っている訳ではないことを
先にお話ししておきます
転々虫が悪い、という事ではなく、
『毎月定期的に性病検査をしないまま働き続ける』転々虫が悪いのです
そんな彼女たちが新型コロナウイルスの感染拡大により、
東京や大阪といった大都市から、
どんどん北上し、遠征したという事も関係している可能性も高いそうです
秋田県は今でこそ、
新型コロナウイルスの累計感染者が50人を超えたといわれますが、
長い間、新規感染者を1ケタに抑えているそうです
つまり、転々虫の女性たちにとって、
新型コロナウイルス感染者が少なく、
闇の性風俗店という勤め先がある秋田は、
出稼ぎにはこれ以上ない
美味しいエリアだったということも考えられます
Go Toキャンペーンが吉と出るか凶と出るか
Go Toキャンペーンの関係で、
“夜の街関連”にかかわらず
県をまたいだ感染が、これからも増えていくと思います
しかし、当然のことながら
明確な原因はまだ判明していないそうです
梅毒で特に問題な点は何か
感染後に症状が出なくなる時期があることが
特に気をつけなければならない点です
そこで治療をやめてしまい、
感染を広げてしまったり
自分自身症状を悪化させるケースもあるそうです
また、妊娠中の女性が感染すると、
先天梅毒として胎児の発育などに
悪影響を及ぼす恐れがあるそうです
梅毒のみならず、他の性感染症も増えている現実
全国規模で、性風俗産業の従事・利用歴がない人にも
感染が広がっている事実に着目していただきたいです
新型コロナウイルスの影響で性風俗利用者が減少し
感染者も減るのでは、との予想は裏切られ、
一時期を除いて性感染症患者は逆に増え続けているそうです
どの性感染症も、
性風俗関連が感染の発端であっても、
その後にさらに拡大している可能性があるということです
対策はあるのか
衛生用品を使う際には意識を高め、
心配があればパートナーと共に
定期的に検査することが大切です
また、万が一感染しても、
症状がなくなったからといって
治療をやめないことも重要です
そして、何より重要なのは、
風俗で働く女の子は
定期的に検査に行くのは当然のことですが、
風俗店を利用するお客さまも
定期的に検査を受けていただきたいですよね
女の子がいくら気をつけていても、
お客さまがなんらかの感染症を持っていては
ピンポン感染のリスクがありますから
是非とも定期的に検査し
感染していたら早期発見で治療し
またお店で楽しんでいただきたいですね
できれば病院で検査を受けていただきたいですが、
検査キットも売られているので
こちらで月一で検査をしていただきたいものです
まとめ
未だに新型コロナウイルスが怖いから、
他県から来るのは控えてくれ、という意識の強い地域もあります
それなのに、梅毒が他県から蔓延してるのでは
どうしようもありませんよね…
いずれにせよ、感染症は体を蝕む厄介な存在です
知り合いに性感染症の専門家がいますが、
今年は結構暇な割に
様々な性病が例年より多いとのことです
風俗店に勤務する女の子は
気をつけるすべはなかなかありませんが
とにかく免疫力を上げて
できることならば、避妊具を装着するなど
できる限りの対策は講じた方が良さそうですね