こんにちは!河口将太です
11月も半ばに差し掛かりましたが
一気に冷え込むようになりましたね。
2019年は、例年にない気象異常で
夏の訪れが遅かったと思いきや、8月に入り急に暑くなり
10月の関東を中心とした甚大な台風被害、
そして11月に入り一気に冬が来たような感じですね。
寒暖差の激しい厳しい暑さや寒さ、台風などの気圧の低下の影響で発症する
『気象病』といものがあるそうです。
体調不良はストレスから来るものもありますが、
風邪や性病になったから体調不良になってしまったのではないかと勘違いしていたら、
いつまでも続く原因不明な症状からなかなか抜け出せない。など、
酷すぎると出勤に穴を開けてしまいかねない事態になってしまうことも。
貴女は、大丈夫ですか?
頭痛・めまい・吐き気・耳鳴り・肩こり・腰痛の症状がある方は
必読ですよ!
気象病とは
気象病とは、その名の通り気象の変化によって生じる病気の総称です。
もしかすると気象病の存在を初めて知った方も多いかと思いますが、
驚くべきごとに10人に1人の割合で発症しているそうです!
先ほど述べたような症状が突如襲われた時は『気象病』を疑ってみてください。
気象病になりやすい人の特徴
以下の中で当てはまる項目が多いほど、気象病にかかる可能性が高いので注意が必要です。
- 天候や季節の変わり目に体調が悪くなる
- 乗り物酔いしやすい
- 大きな怪我をした箇所が時々痛む
- 偏頭痛持ちである
- ストレスを感じやすい
- 天候が悪いと気分が沈む
- 新幹線や飛行機に乗ると耳が痛くなる
- 姿勢が前かがみになりがちである
- 几帳面な正確である
気象病の症状とは
気象病を発症した患者さんの数はすでに1000万人に達しているそうです。
意外に思われるかもしれませんが、実は気象病は男性よりも女性の方が発症しやすい病気だそうです。
実際に女性の約7割は、天候の変化による体調不良や精神面の不調に悩まされていると言われているそうです。
単なる頭痛や、持病のメニエール病が発症したと思ったら、実は気象病だったなんてこともあるそうです。
主な症状
- めまい
- 吐き気
- 頭痛
- 肩こり・首こり
- 全身倦怠感
- 布団から起き上がれない
- 関節痛
- 手足のしびれ
- 血圧が上下する
- 動悸がする
- 気持ちが落ち着かない、不安になる
- 目のかゆみ・鼻水・気管支喘息などのアレルギー症状
など、様々な症状があるそうです。
気象病の原因とは
気象病が引き起こされる原因いついてですが、簡単に言うと目と耳からの情報の食い違いによって
引き起こされてしまうと考えられているそうです。
例えば、内耳のセンサーは体調不良をキャッチするも、
目のセンサーは体調不良は引き起こされていないと主張します。
こうした情報の歪みが徐々に広がっていき、そのストレスが頭痛や腹痛、
めまいや吐き気などの症状に突如襲われることになるそうです。
車酔いや船酔いなども、内耳の平衡感覚が乱れてしまう点では、気圧の変化と同じメカニズムだそうです。
気圧の影響がもっとも大きい
気象病が発症する原因としては、気圧・気温・温度変化などによるもので
その中でも特に影響が大きいのは『気圧』だそうです。
気圧が低下することによって、人体の押される力が減るので
血管が拡張しやすくなるのが原因とされているそうです。
梅雨や台風の時期は、気圧の変化が激しいので十分注意して下さい。
気象病の症状を抑える方法とは
もし、先ほど述べたような気象病特有の症状が引き起こされた場合の対処法についてですが、
鎮痛剤よりも酔い止めの薬の方が、気象病の症状を抑える効果が高いとされているそうです。
例えば、台風が接近中の際に酔い止め薬を飲むことによって、
気象病を予防することができるそうです。
耳鼻科を受診すると、患者さんの少症状に合わせて内耳の調整薬を処方されることがあるそうです
内耳の揺れを抑えるための調整薬は、気圧の変化にも有効だということですね。
また、内耳のリンパ液の流れをよくする漢方薬などで改善することもあるそうなので
まずはかかりつけの医師や薬剤師に相談してみるのも手です。
また、マッサージや入浴は、身体が温まり血管が拡張してしまうため
偏頭痛には逆効果となるそうです!
吐き気や耳鳴りなどの症状に襲われた場合も、入浴やマッサージなどの血流がよくなる行為は避けましょう。
それよりも横になって休むようにしてください。
そして、水分補給もお忘れなく。
自分でできるセルフケア
適度に運動する習慣をつけたり、
十分な睡眠をとり、なるべく同じ時刻に起床したり、バランスの良い食事で体調を整えたり
自律神経のバランスを整える生活を心がけましょう。
また、天気と体調を日記に記録してみるのも、悪化するタイミングを把握することができ、
体調管理に役立つでしょう。
また、無理のない耳のマッサージは予防に効果的だそうです。
- 耳を上下横に5秒ずつ引っ張る
- 耳の横の部分をつまみ、軽く引っ張りながら後ろに向かって5かいゆっくり回す
- 耳の下に親指を当て、上に人差し指を当てて上下に折り曲げる。この状態で5秒キープ
- 耳全体を手で覆い、後ろに向かって円を描くようにゆっくり5回まわす
身体を使うお仕事だからこそ、いつまでも続く原因不明な体調不良は悩ましいですよね。
風邪だと思っていたり持病だと思っていたり、はたまた性病だと思っていたら
実は気象病だった…ということも可能性大ということですね。
あまりにもツライようならば、一度受診しましょう!
対処法がわかったり、体調不良になってしまうタイミングが把握できると、
理不尽な欠勤にならずに済みますね♪